スターボーです。
スターボーは1982年にデビューした三人組みの女性アイドルグループです。
当時のおいらは彼女たちの名前しか知りませんでした。ネットで詳細を知るまでは、70~80年台のフォーク/ニューミュージック系のグループだと思っていたぐらいです。
そのデビュー時のコンセプトが凄まじい。次の動画を見ていただきたい。
デビュー曲のハートブレイク太陽族です。
最初に見た時には笑いました。激しく腹を抱えて笑った!
いくら30年前でも、これはないでしょう。お笑い番組や深夜番組の企画ユニットならともかく、まっとうなアイドル歌手を売り出す企画とは到底思えません。一応、YMO細野晴臣プロデュースのテクノ歌謡だそうなんですが、テクノ歌謡云々の問題ではありませんね。
本人たちは機動戦士ガンダムのニュータイプをイメージしたと言ってます。ニュータイプというより、宇宙人でしょうか?スターボーという名前の由来も、この辺りにあるのかもしれませんね。
ご存じのとおり、ガンダム世界のニュータイプは反射神経が格段に優れた超能力者であって、決して宇宙人やモンスターではありません(まあ、適当に流行っていた言葉を持ってきただけでしょう)。
インタービューを見ると1号、2号とか言っていて、全員、ショートカット刈り上げで性別不明な雰囲気を出そうとしているようです。
この50~60年代のB級SF映画に出てくるような宇宙人スタイルが受け入れられるわけが無いぐらいは、素人でも容易に想像できます。
よくある(B級の)イマイチアイドルというのは、一般人に比べれば美男美女ではあるものの、特別な輝きとか目を惹くような魅力がないため売れなかったりするのですが、スターボーの場合は、そのレベルですらなくて、一般人との比較でも微妙な容姿…。さらに歌手の大本である歌唱力すらスタジオ録音はともかく、ライブでの歌番組ではこれまた微妙(当時のアイドルはそんな物といってしまえば、そうなんですが)。
どのような経緯からデビューにいたったのかは知りませんが、コンセプト、ルックス、歌唱力の全てが微妙では、アイドル全盛期でも売れるわけはありませんでした。
次回へ続く
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